人は迷います。
何かを決めるとき。どうしたらいいのかわからない。
解決方法が見つからない。
AがいいのかBがいいのか迷う…。
誰にでもあることですね。
何か思いつけばいいのですが思いつかず。
Aを選んだときのデメリット、Bを選んだときのデメリット。
そんなことを考えていたら、もう何も選択できなくなります。
わずかな過去体験を参照し、インターネットで情報を探り、人に相談し、それでもなお決められない。
でも世の中には、うまくいっている人がいます。
あまり悩まずにいろんなことを、サッサと決めていく人。
さまざまなことを思いつく人。
その違いって何だと思いますか?
明日、私が学びに行くのは
直訳すると「遠隔透視技術」です。
透視とありますが、壁が透けて見えるわけではなく、
遠くにあるものや遮られているものを、“直感”を使って情報を取る技術です。
このリモートビューイングは、スタンフォード研究所で開発された機密情報収集のための技術で、
冷戦時代にアメリカ陸軍やCIAが利用していた技術なのだそうです。
CIAが使っていた技術を学べると思っただけで、ワクワクしてしまいます。
アメリカ陸軍はこの技術を使って、ソビエトの軍事情報を得ていたそうです。
事実、去年の11月に公文書が公開され、実際にアメリカ陸軍とCIAがリモートビューイングを使っていたことが明記されてあったと、USニュースに掲載されていたそうです。
私は戦争に興味があるわけでも、透視をして何かを見ることに興味があるわけではありません。
昨日のブログに書いたように、人が持つ欲求や煩悩を解き、事象に囚われない直感力を身につけたいと思っています。
それは「左脳」ではなく「右脳」を使うトレーニングです。
「左脳」は計算や分析、論理的思考力を司ります。少ない情報から答えを導き出すのが得意です。
これに対し「右脳」は言語中枢や芸術的感覚を司ります。
最大の特徴は、ひらめきやアイデアといった直感を得る場所というところです。
ところが人間の脳は、6歳頃までは右脳が発達しているのですが、
6歳を超えた頃から逆転し、7歳の小学校入学の頃には「左脳」が優位になるそうです。
そして小学校、中学校、高校、大学、社会人…
知識を詰め込み、左脳ばかりを使って成長するのが日本の教育です。
社会人になる頃には、左脳が右脳の働きをしのいでしまいます。
けれど、天才音楽家のモーツァルトは曲が浮かんだときに何も書き留めたりせず、後からそのときの感覚を思い出せば曲が自然に思い出される…というのを読んだことがあります。
ふしぎの国のアリスを書いた作者も、頭にふっと浮かんだ音楽に合わせて書いたと言っています。
他にアインシュタインやマイケル・ジャクソンもそんなことを言っていた、という話もあります。
もしかしたら偉業を成し遂げる天才は、右脳で感じたことをいち早く左脳に送り、左脳の知識や煩悩に邪魔されることなく表現することが得意だっただけなのかもしれません。
私たちは何でも知識と経験で判断しようとしますが、もしかしたら素晴らしいアイデアや大傑作は右脳が受け取っているのかもしれません。
そう言えば、以前コミュニケーションスクールでこんな授業がありました。
一人が中央に座り、左右と後ろにそれぞれ一人ずつ座ります。
一人を3方から囲んで座る状態です。
そして周りにいる3人が合図と同時に、好きな色を言います。
3人が一斉に言うので、聞いてる方は混乱しそうですが。
これが、わりと答えられるのです。
ただし、何かしゃべったり考えたりすると、答えられなくなります。
3秒以内くらいで「あなたは赤。あなたは青。君はオレンジ」とパパッと答えます。
すると、だいたい合っています。
次に3方から同時に、最近の出来事を話しました。
中央にいる人は、出来る限り考え事をせず、視野を広くとって無心でいるようにします。
そして終わりの合図が鳴ったら、すぐにそれぞれの話の内容を言い当てます。
それが、意外と正確に聞き取れているのです。
不思議ですね~
トレーニングをすれば、誰だって聖徳太子になれるってことですよね。
明日から2日間受講しますが、おそらくすぐに答えを求められる世界だと思います。
普段使っていない右脳を使うのは疲れるかもしれません。
でもとっても楽しみです~